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この記事では、新型コロナショックで友人と遊ぶ機会が減ってしまった方に、オンライン飲み会の提案と、オンライン飲み会をするうえでオススメのアプリ「Zoom」をご紹介します。
オンライン飲み会とは
オンライン飲み会とは、Web会議アプリを使ったリモートでの飲み会です。
PCやタブレットの画面上でお互いの顔を見ながら、会話やお酒を楽しむことができます。
参加者は、自宅からWebにアクセスすればいいので移動は不要です。
2020年の新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛を呼び掛けられたことで、友達で1箇所に集まって飲み食いすることができなくなりました。
そんなときの友達とのコミュニケーション方法として、友人を巻き込んでオンライン飲み会を試しにやってみました。
試しにやってみた結果を基に、オンライン飲み会のやり方や、メリット・デメリットをご紹介します。
オンライン飲み会のやり方
準備しておくもの
オンライン飲み会を実施するうえで必要なのが、
・インターネットができる環境
・カメラとマイクとスピーカー
・Web会議アプリ(オススメは後述)
・飲み物と食べ物
です。
飲み会の趣旨によっては、上記以外に追加されるものがあるかもしれませんが、基本的には上記の準備があれば、オンライン飲み会は開催可能です!!
ノートPCやタブレットがあれば、インターネット環境とカメラ・マイク・スピーカーはクリアできると思います。
ちなみに、iPadはマイクもスピーカーも性能が非常によいことがよくわかりました。外付けのマイクやスピーカーを別に用意する必要もなく、iPadのみあれば、音声面でストレスを感じることはありません。ディスプレイも大きく綺麗に映り、相手の顔もよく見えるので、オンライン飲み会に非常にオススメなガジェットとなります。
iPadを使うときは、クリップ型の広角レンズがあると、さらに便利に使いやすくなります。
音声をマイクで拾いやすくするためにiPad本体を近づけようとすると、iPad標準カメラの場合は映る範囲が狭くなってしまい、複数名で参加する際、全員の顔が見えなくなります。
広角レンズを付ければ、iPadを近づけてもカメラの映る範囲が広くなるので、全員の顔が見えるようになりますよ。
開催時間(開始と終了)を決めよう!
準備ができたら、開催時間を参加者同士で決めておく必要があります。リアルな飲み会でも開始時間は決めるはずなので、ここは問題ないでしょう。
あと、終了時間も決めておいた方がよいですね。話すことがいっぱいあって、ダラダラと続きがちなので。
幹事を決め、Web会議アプリの接続URLやIDを取得しよう!
オンライン飲み会は、Web会議システムを使って、Web上に仮想的な場所を作ります。
Web上の仮想的な場所を作る人が必要なので、その場所を作る人を幹事にしましょう!
Web会議システムで場所を作ると、URLとかミーティングIDとかの情報がもらえますので、その情報を参加者に伝えます。そのURLやミーティングIDを使って、入ってきてもらいます。
上記のURLやミーティングIDがあれば、アプリによっては、アカウント登録などの事前登録が不要で参加できますよ。
オンライン飲み会のメリット、デメリット
メリット
自宅でできる
移動することなく、自宅から飲み会に参加できることが、オンライン飲み会の最大のメリットですね。
場所の制約がなくなるので、普段は集まれない遠方の仲間との飲み会も、気軽に実現可能です!
地元から離れて時間が経っていても、オンライン飲み会であれば地元の友達といつでも語り合うことができますよ♪
あと、酔っ払って満員の最終電車に揺られて帰る必要はありません!電車で寝過ごしてしまって、知らない街で一晩過ごす…なんてこともなくなりますね!
好きな時間にできる
オンライン飲み会の参加者の時間さえ確保できれば、好きな時間に開催することができます。
極端なことを言えば、早朝だったり真夜中だったり、普段では開催できないような時間帯での実施も可能です。
時間の融通が効くのは大きなメリットです。小さなお子さんがいる家庭ですと、お子さんが寝てから開催。が便利ですよ。だいたい21時過ぎくらいから開始でしょうか。
コストもクオリティも自分都合にできる
自宅での飲み会なので、全て自分都合にすることができます。
食べたいもの、飲みたいものを自分で用意できますので、ちょっと豪華にしたければ、少し奮発してもよいですし、金欠状態であれば、我慢することもできます。
お金がないから参加できない。苦手な料理のお店だから参加したくない。
という状況は無くなります!!
なお飲み物について、ウォーターサーバー【フレシャス】があると、いつでも冷たい水、熱いお湯が準備できるので、水割りやお湯割りが気軽に作れて便利ですよ。
感染リスクがない
人との接触が皆無なので、感染症が流行っている時でも有効なコミュニケーション手段になります。新型コロナウイルスショックにより、この「感染リスク」というものが注目されるようになりました。
人との触れ合いがないのは寂しいですが、まずはお互いの命と健康を守ることが最優先ですね!
デメリット
パソコンが苦手な人は初期設定で時間がかかることがある
普段パソコンを触らない人や、苦手な人にとって、Web会議アプリの初期設定(あまりないですが。)で苦労することもあります。
よくあるのが、相手の声が聞こえない、自分の声が聞こえていない。という状況です。
マイクのセッティングがうまくいっていなかったり、音量調整ができていなかったりと、音声関連の問題は何かしら発生します。
この問題を解消するのに、ちょっと時間がかかることがあります。
飲み物や食べ物の感想に共感しずらい
メリットで自分都合にできることをお伝えしましたが、その自分都合で選んだ食事やお酒を、友達と共有することができないです。
このお酒うまいんだよ。飲んでみて!
あ!ホントだ!おいしい〜♪どこのお酒なの?
このお酒はねぇ・・・
のようなやりとりで会話が盛り上がることがありますが、オンライン飲み会ではその展開は難しいです。
正直、少し寂しい・・・
ただこちらは、オンライン飲み会の趣旨設定で、参加者全員が同じ飲み物、食べ物にする。ということをすれば、解消できるかもしれませんね!
複数名が同時に喋ると、音声が潰れる(ただしアプリ次第)
フリートークだと、誰がどんなタイミングで話始めるか決まっていません。そのため、話始めるタイミングがかぶることがよくあります。
そんなとき、(アプリによりますが)同時に話したメンバーのうち、一部のメンバーの発した音声がまったく聞こえなくなる時があります。
なので、「質問したのに誰からも反応がない・・・」
という事態が、たまに発生します。
オンライン飲み会で使うアプリはZoomがオススメ
こちらでは、ヤスケが実際に使ったWeb会議アプリをいくつかご紹介します。
Zoom
結論からお伝えしますと、オンライン飲み会で使うアプリはZoomがオススメです。
Zoomとは、アメリカの会社が作ったWeb会議サービスです。
音声、画像、機能のすべての面で、ヤスケが使ったWeb会議アプリの中で抜きん出ていました。データ量も軽いようで、サクサク動きます。
オンライン飲み会のデメリットでお伝えした内容を、Zoomであれば軽減できます。
特に、複数名で会話した際のスムーズさは、他のアプリとは比較になりませんでした。
FaceTime(Apple端末同士ならオススメ)
FaceTimeは、Apple製品に最初からインストールされているアプリです。そのため、特別な準備は必要なく、電話をかけるのと同じ感覚でオンライン飲み会を実施できます。
FaceTimeはグループ通話にも対応していますので、問題なく使えます。ただし、ミーティング用ではなくテレビ電話用のアプリのため、画面共有などの画像系の機能は充実していません。
とはいえ、お互いの顔を見ながら会話して・・・程度であれば優秀なアプリです。
Skype(オンライン飲み会では使えません)
Skypeは、Microsoftが提供するインターネット電話サービスです。
大手企業のMicrosoftなので、使えるだろうと思い、オンライン飲み会の最初の方はSkypeを使っていたのですが・・・
オンライン飲み会にはまったく適しませんでした。
複数名が同時に話をすると、一部の人の音声がかき消されてしまいます。
質問したのに何も反応がない状況が続き、「もういいや」となって、会話が進まない・・・といった状況が何度も起きました。
動作も重く、ちょっとストレスがかかります。
上記は、オンライン飲み会では致命的かなと感じます。
ただし、オンライン飲み会のように、複数名が同時に喋るようなケースを想定されていなかったのだと思います。会議だと誰か一人が話している内容をじっくり聞いており、発言者は常に1名になりますので。
優秀な会議向けアプリが、必ずしもオンライン飲み会には適さない。ということがよくわかりました。
Zoomを活用してもっと楽しく安全に
パスワードを設定しよう
Zoomのセキュリティや乱入問題がニュースになりました。
Zoomは、参加URLさえ分かれば誰でも参加できてしまうので、確かに心配な面があります。
対応策として、参加URLとは別に「パスワード」を設定することができます。
パスワードを設定することで、セキュリティは格段に向上しますので、パスワードは必ず設定するようにしましょう。
バーチャル背景に懐かしい写真を使ってみよう
Zoomのおもしろ機能で「バーチャル背景」というものがあります。Zoomで既に用意されている背景(宇宙やアラビアン?)も面白いですが、自分が持っている写真も設定することができます。
昔懐かしの写真をバーチャル背景に設定することで、オンライン飲み会の話のネタにしてみてください♪
最後に
オンライン飲み会は、まだまだ工夫の余地があるように感じましたが、今後のコミュニケーション方法の新しい文化の一つなるかもしれない。という大きな可能性を感じました。
また、今回ご紹介したアプリ以外にも、オンライン飲み会用のサービスがどんどん出てきています。さらに使いやすくなり、オンライン飲み会がもっとやりやすくなっていくことでしょう。
2020年4月現在、新型コロナショックにより、飲み会開催が難しい状況になっています。
外で集まるのはちょっと我慢して、オンライン飲み会を試してみて、自宅からでも友達との楽しい時間を作ってみてはいかがでしょうか?
そして人類の敵、新型コロナウイルスに打ち勝ちましょう!
STAY HOME!!
以上、みなさんのお役に少しでもなれたら嬉しいです♪